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3月2日(月)涅槃図の裏書を調べました

  • 執筆者の写真: Akihito Hara
    Akihito Hara
  • 2020年3月3日
  • 読了時間: 2分

2月いっぱいお祀りしていた涅槃図の片付けを、2日の月曜日にいたしました。その際、端裏書に書かれてあることをきちんと確認しました。


判読不可能な文字もあるのですが、解る範囲で転記し、大事に保存するようにし、また、涅槃図はこれから毎年2月には必ずお祀りするようにしたいと思います。今年はあまり告知もしていませんでしたが、40~50人の方々が涅槃図のお参りに来られました。端裏書にあるように、多くの人にご覧頂き、福徳と涅槃の境地に至れるようにと、6代前の住職が書き残しています。


なお、今年に限り、4月12日(日)の御忌会でも、特別にお祀りすることを予定しています。


(以下、端裏書と写真)


佛涅槃之画像

攝津國豊島郡池田村

不断山西光寺什寶




此涅槃像ハ當山傳来ノ什寶ニシテ誰人ノ拝冩セルヤ詳ナラス原ノ表装裏面ニ攝津國川内邊郡池田ノ住人土藏長尢衛門藤原常超(ト)寛永七年四月十五日ト記載セリ候(矣?)今此記文ヲ以テスルニ常超ノ拝冩セルモノ攷(考)或ハ同人ノ寄附ニ係ルモノ歟ラ審ニセサレ(モ?)今ヲ距ルヿ二百五十一年前ノ古画タルヿ瞭然タリ然ルニ表装大ニ破壊ㇱ懸堂恭敬供養拝禮ノ勝縁ヲ欫クヿヲ憂ヒ當寺檀徒西田藤兵衛ナル者ノ發起ニ(ヨ?)リ十方有縁ノ浄財ヲ勧募シテ以テ修補完全セリ(候?)願クハ従今(以?)往毎年世尊示寂ノ令辰ニ到ラハ佛殿ニ奉掲ㇱ普ク諸人ニ結縁シ近クハ以テ福恵ヲ増長シ遠クハ以テ涅槃ノ妙境ニ入ラシメンヿヲ亍時明治十三年庚辰三月上浣

當山第廿三主岳譽謹誌


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