毎年、この時期にお檀家さんに七夕(棚幡)の笹(竹)を頂いて帰ります。今年の7月7日は生憎の雨でしたが、暫く笹飾りを玄関でお祀りします。今はまだ短冊も少なく寂しい状況ですが、毎年、各種教室に通う生徒さんにも短冊を書いてもらっているので、そのうち賑やかな笹飾りになると思います。
七夕の由来は様々ですが、仏教の行事としても七日盆といって、お盆のご先祖様をお迎えする日が七日の日(今でも8月7日にお墓参りをしてご先祖様をお迎えする風習が池田近隣地域に残っている…)で、笹(竹)に旗を立て、ご先祖様が帰ってくる目印にしたことからはじまったという説があります。西光寺も昔から8月の盆施餓鬼には施餓鬼壇の四隅に笹を立て、お経の書いた旗を祀り供養していますので、棚幡(七夕)との関係が密接であると考えられます。
今回頂いた笹飾りは8月の盆施餓鬼までお祀りし、盆施餓鬼の際に別の檀家さんから頂いた笹に短冊などを付け替え、8月24日のがんがら火(地蔵盆:送り火の日)までお祀りする予定です。短冊に書かれた願いが届くといいなと思いつつ、私も二つ程願いを書き込みました。
今年は末っ子が幼稚園で作った笹飾りも飾っているので、ちょっとだけ賑やかなスタートとなりました。
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