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地蔵盆

  • 執筆者の写真: Akihito Hara
    Akihito Hara
  • 2019年8月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:2019年8月26日

(重複もありますが…)8月23~25日の3日間、地元地蔵講の皆さまとお地蔵様のお祭り(地蔵盆)をいたしましたので報告いたします。



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23日朝6:00頃から地蔵盆の準備がはじまります。大人も子供も、手分けして、皆で準備をしました。



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朝8:00頃に準備が完了しました。皆でジュースを飲んでいっぷくした後、一旦解散となりますが、年番さんは25日の朝の後片付けまで、お地蔵さんとお供え物のお世話をして頂きます。


夜6:00頃、お寺の庫裏に地蔵講のメンバーが集まり、お逮夜(前夜祭)?の宴会がはじまります(写真は写していません)。昔はお地蔵さんの前に「ござ」をひいて宴会していましたが、昨今の気温の上昇やゲリラ豪雨の関係で、4~5年前から建物内で行うようになりました。外で飲み食いした方が、ふらっと立ち寄れる方等もいて、賑わいがあるとは思うのですが、これも時代の流れなのでしょうか…。(お寺の建物内の中なので皆さん遠慮されるようで)夜8時過ぎに解散となりました。昔は夜9時を過ぎてもわいわいガヤガヤ、外で宴会していた記憶があります…。



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今年は雨が降ったり止んだりで、なかなか提灯が出せませんでしたが、翌日24日、少し晴れ間がでたりしたので提灯をだしました(この後雲行きが怪しくなってきたので直ぐに直しました)。



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8月3日の施餓鬼供養から本堂内でお祀りしていた棚幡(七夕)。24日の夕方にお焚き上げするために本堂外縁に改めて出してきました。本来ずっと外に出しておくべきなんですが、昨年は台風で短冊が飛んで行ってしまったりしたので、24日のお焚き上げの日まで、今年は行事の時だけ外に出すようにしました。

やりはじめた昨年は、短冊、みなさん書いてくれるだろうか…と不安もありましたが、今年は70枚程の短冊で笹が賑わいました。来年も継続して棚幡を建てる予定です。



お昼3時からは本堂にて地蔵盆の数珠繰りをしました。子供さん10人程、大人も合わせ20人弱で数珠くりをしました。今年は300年程前に西光寺に寄進頂いた双盤を用いて別時念佛をお称えいたしました。この双盤は、昔はがんがら火の際に貸し出されていた双盤だそうで、今でもがんがら火祭り保存会の展示物として貸し出しすることがあります。



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数珠繰りの後は、皆で阿弥陀さま、お地蔵さま、八幡さまのお堂の方角に向かって手を合わせお念仏をし、しばし心を潤わせる時間をつくりました。


その後、仏様からのお下がりとして準備していたお菓子類を子供さんにお渡しし、数珠繰りの行事はお開きとなります。


数珠繰りの後は、地元地蔵講の方々が、お地蔵様にお供えくださったお供え物のお下がりを、御供え頂いた各世帯に配ってまわります。




こちらは栄根寺の地蔵盆。15時に西光寺で数珠繰りをした後、16時からは川西市の栄根寺廃寺跡公園のお地蔵さんの前で数珠繰りをしました。こちらでも子供さんが4人程参加してくださったので、仏様からのお下がりのお菓子を配らせていただきました。


その後、お寺ではがんがら火の大文字焼きと連動する形で境内で古い卒塔婆やお位牌のお滝上げをおこない、市中ではだんじり曳航や大松明の曳航があり、池田のまちの夏の行事もクライマックスを迎えてゆきます。


翌朝25日、地蔵講の皆さまが勢ぞろいし、お地蔵様の後片付けを行い、今年の反省点や来年に向けての改善点、申し送り等をして解散となりました。


関係者各位、来年もどうぞよろしくお願いいたします_(._.)_







(おまけ)

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夕方18時頃、新町のだんじりが西光寺近辺、呉服座の前を通過する様子



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19時40分頃。庫裏二階から撮影。五月山左手に大一文字、右手に大文字の送り火が灯されています。



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22時頃。城山町交差点付近。大松明の曳航が終わり、4本の松明が集まっているところ






※今年から浄土宗の青年教化事業「ともいき夕陽の集い」の一環とし取り組むことにいたしましたので、このブログはそのまま浄土宗に添付資料として提出いたします。




 
 
 

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