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執筆者の写真Akihito Hara

先代住職納骨式 ほか

突然の報告ですが、本日10月4日(日)、朝8:30、先代住職のお墓への納骨をさせて頂きました。当初は百箇日を目途にと考えていましたが、大奥様の意向もあり、晋山式が終わって落ち着いてから、晋山式が終わってからは、もう少し先に...となっていましたが、大奥様のご要望にお応えする形で、本日の納骨となりました。かねてより、寺族だけでの納骨を、大奥様が希望されておりましたので、大奥様と住職の家族だけでの納骨とさせて頂きました。


納骨の時期について、よくお檀家様に質問される事があるのですが、私自身は、「納骨の時期に決まりはない」と、いつも答えています。私の実の祖母の場合も、極楽往生の後、4年程経ってから納骨しています。大昔は土葬ですから、お葬式をしたらすぐに納骨(土葬)ということになりますよね...。


仏教の開祖、お釈迦様の場合はというと、亡くなられた後、お骨は縁のある信者へと八等分(灰も含めると九等分)され、200年の後、当時のインドの皇帝アショーカ王が八等分されたお骨を発掘して、お骨を細かく一粒一粒に分けて八万余の寺院に再分配されたそうです。


ですので、今は樹木葬とか散骨とか、色々な選択肢がある時代になっていますが、遺族の方が一番いいような形で進めるのがよいと思っています。


何にせよ、本日無事、納骨式を済ませましたので、ご報告いたします。私の子供たちが書いたおじいちゃんへの手紙も、一緒に納めさせて頂きました。


晋山式を終え1年以上たちますが、本堂の大改修や栄根寺の復興等、西光寺の前途も多難です。仏様の世界からどうか私たちを護り念じてください。私たちも、できる限りベストを尽くして毎日を生きてゆきます。南無阿弥陀仏。合掌。



西光寺の歴代上人墓。敷地の都合もあり、五世前より、合祀のお墓となっています。私もゆくゆくは、此方のお墓にお骨を埋めて頂く事に。



連日、本堂改修の為の企業説明会が行われています。かなりパッションな議論が繰り広げられていますが、西光寺の将来の為に、ご提案くださっている企業様、また、その提案に疑問をもって質問をしてくださる檀家の皆様(微力ながら私も加わっていますが…)、本当に貴重な時間を割いて頂き有難う御座います。


500年続く西光寺の歴史を、後世に200年、300年と繫がる仕事をしたいと思っています。今後も皆様の御協力を得て西光寺を護ってゆきたい所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。




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