4月1日(土)第10回目となる花祭り人形劇ラリーが開催されました。西光寺は本堂改修中の為、書院での開催となりました。
受付横に西光寺のお釈迦様誕生佛をお祀りしました。随分と小さいですが、江戸時代の銅造の年代物です。お厨子も錺金具以外は釘を使用せず丁寧に組み合わせで作られています。小さい厨子ですが今となっては貴重な仏具だと思います。…という事で、他の寺院では甘茶を準備していたと思うのですが、西光寺はお厨子も見て頂きたいということで甘茶の準備はしませんでした。
一回目の公演は11時30分からで影絵。ほぼ満席の60名程が観覧にいらっしゃいました。写真は準備風景ですが、かなり大掛かりな仕掛けでびっくりしました。
二回目の公演は13時30分からの歌の入った人形劇。熱烈なファンの方がいるらしく遠くから見に来られた方もいらっしゃいました。終わってから多くの観覧者が演者のやおちあきさんと記念撮影等を撮っていました。
花まつりのため書道教室は来週に順延させて頂きましたが、久々に多くの方々で境内が賑わいました。こんなに人が来たのは昨年末の社会人落語選手権以来でしょうか。落語の方は5月に西光寺で発表会を予定しているので楽しみです。池田市の広報にも載るらしいです。
さて、4月1日は花祭り以外にも本堂改修関連で仏像仏具の搬入がありました。
朝十時頃、名古屋から2tトラックで須弥壇と宮殿、一部の仏像が搬入され、設置作業が進んでゆきました。
夕方3時ごろには宮殿と御本尊様の光背台座の設置が終了しました。仏様の安置は次回となります。だんだんと以前の本堂の状態に近づきつつあります。なお、色彩については新調で部材を取り換えたところ以外は昔のままにしてもらっています。新調の部分も漆は本堅治塗と伝統工法でお願いしています。行く行くは登録文化財に申請したいと考えている為、現代風の修繕は極力控えて欲しいと仏具屋さんに伝えています。
コメント