6月7日(水)、午後から池田市教育委員会の皆さんが来寺。池田生まれの文化人、荒木蘭皐(あらきらんこう)、蘭皐の四男である荒木梅閭(あらきばいろ)とその奥さんである荒木美保の、三墓誌の移転作業が行われました。
荒木一族は江戸時代、「鍵屋」という酒造業を営んでいたそうですが、一族は絶えてしまい、無縁墓として西光寺墓地の片隅に置かれていました。200年以上前の砂岩の墓誌の為に経年の風雨等で劣化も激しく、墓誌表面の剥離が進んでいました。
今回本堂の改修で本堂西側の浜縁を復活させたのに伴い、風雨に晒されにくい浜縁下へと移動させる事になりました。
三和土のうえに枕木を置き、その上に三体の墓誌を安置します。本堂西側の浜縁上を歩く事は滅多にないと思いますが、歩いても問題ないように、念のためおまじないの「空」シールを浜縁に床下張り付けました。
約二時間で作業は終了。南側(手前)から荒木蘭皐、梅閭、美保と3つの墓誌を安置しています。
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