地蔵盆の報告をしましたが、8月の行事を備忘録として振り返ります。
8月3日 止々呂美 盆施餓鬼会
今年は開始時刻を1時間早め、9時~12時まで、3時間お勤めしました。例年は止々呂美の24軒のお檀家様が一堂に会し、本堂での施餓鬼会が終わった後、庫裏にて住職と対面する一連の行事なのですが、今年は疫病の関係で16日の盆施餓鬼会と同様の法式に変えさせて頂き、お参りの順番に回向、終わったらそのままお帰り頂くという形にさせて頂きました。この方式も賛否両論があるかと思うのですが、檀家の皆様の率直な意見も聴いてみたいです。
止々呂美の盆施餓鬼の様子です。餓鬼壇の竹は、止々呂美の西浦家正様と北田多加雄にご協力頂きました。ありがとうございます。
8月7日 寺畑地区 迎え盆墓回向
毎年この日の朝7時半から、寺畑地区の英霊を中心とした迎え盆の墓回向をさせて頂いています。
こちらは西光寺の元末寺である栄根寺のお坊さんのお墓とその戒名です。時間ができたら西光寺の過去帳等に記載がないか、調べてみたいと思います。
栄根寺は現在廃寺になっており、昔の過去帳がおそらく現存していないと思います(江戸時代に西光寺の支配下に置かれるようになった時点で既に檀家のない、留守僧がいるだけのお寺だったようです)ので、西光寺にある資料以外では、寺畑の檀家様に村の村史等を見せて頂くしか手がかりはないような気がしますが、今後の宿題とさせて頂きます。
8月16~19日 盆施餓鬼会
コロナ禍の関係で三密を避けるため、数日間に亘っての開催にさせて頂きました。住職一人での回向にさせて頂きましたが、その分、法鼓を叩いたり、一軒あたりの供養時間を長くしたり、工夫はさせて頂きましたが、こちらもまたご意見を聞かせて頂きたいです。例年16日の午前中だけで150~200軒程の檀家様の回向をするので、正直忙しない部分がありました。今回は一時間当たり10軒程の回向が限度の差定(お経)にさせて頂いたので、施主家の方もゆっくり手を合わすことができたのではないか?等、いろいろと考えながらのしくみづくりでした。
基本的に止々呂美の施餓鬼とお勤めの仕方に変わりはありません。
8月19日 16:20~ 合祀墓 納骨供養塔 回向
予定より20分遅れで墓回向をさせて頂きました。合祀墓以外にも、焔魔堂、観音堂、地蔵堂等の諸堂参拝と、その他の墓回向もさせて頂きました。本来は16日に午後4時にお勤めさせて頂いております。今回は施餓鬼の最終日が19日なので、それに合わせる日程となりました。
その他、書道教室は土曜日と月曜日、月各3回開催、茶道教室も第一水曜、第三水曜日に開催させて頂いております。いろいろ準備や後片付けもほぼ外部のお手伝いなしでしたので、あっというまの8月でした。
来年は恐らく本堂が改修工事で使用できないと思いますので、またまた法要の仕組みづくりを考えないといけません。
何にせよ、今年の施餓鬼の仕組みづくりは、案外うまくいったのではないかと、思っています…。こういうのは、以前民間で勤めていてそういう仕組みづくりのことを少し勉強させていただいていたので、大きく役に立ったのではないかと思っています。
以上、日本語無茶苦茶ですが、備忘録終わります。
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