この日は池田市教育委員会による当山の仏像等宝物調査が行われました。
結果として、仏像が多すぎるので、後日改めて時間をたっぷりとって調査することになったのですが、この日はとにかくどのような仏像や宝物があるのか、写真に収めるだけで終わりました。正確な調査の為には10日程かかるそうです…。
西光寺には、明治時代に鑑定を受けたとされる御本尊阿弥陀如来(鎌倉期:安阿弥(快慶)作)と止々呂美観世音菩薩(平安期:小野篁作)がありますが、調査に来られた先生の話によると、日本政府が主導した調査で九鬼隆一氏や岡倉天心氏などが訪れて鑑定したもので、その可能性は十分にあり得る云々…の話をお聴きしました。400年前の涅槃図も、過去の資料を池田市の学芸員様に見せてもらったら、池田市でも最大級のものであることが判りました。
御本尊様と涅槃図は4月7日に改めて精密な調査が行われます。
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