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執筆者の写真Akihito Hara

地蔵盆、送り火

8月24日はお地蔵さんの縁日ということで朝から川西市の栄根寺のお地蔵様の供養に寄せてもらいました。



地元の皆さんがお世話をしてくださっています。朝早いので子供が集まるかどうかわからなかったので、今回も昨年同様数珠繰りなしでお勤めのみさせて頂きました。それでも近くの子供さん3人が参加し、お経の後はいろいろお地蔵様の質問を受けました。






昼3時からは西光寺の大念珠繰り。今年は7月に入りこども茶道教室等が休講になったため、主力の子供さんが集まらないのではないかと心配していましたが、茶道教室や親子ヨガ教室、地蔵講員さんの御孫さんや西光寺の檀家さん等、寺族の子供も含めなんやかんやで10人以上集まりました。

コロナ禍の3年目の夏。いつものように手指の消毒をして使い捨てのゴム手袋をはめ、数珠の内側からお念仏を申しながら数珠をまわします。小さい子供さんは直ぐに飽きてしまいますし、幼稚園くらいになると、もっと数珠繰りしたいという声もあり、数珠を回す時間塩梅が難しいです。


数珠繰りの後は地蔵堂と八幡社の方角を向き、お経を称えた後、しばらく黙然。ともいき夕陽のつどいも併修させていただいています。


その後、ほとけさまからのお下がりを皆で分け合って自由解散となりました。過去にくじ引き等した事もあったのですが、子供たちのテンションが上がり過ぎて密になったり、数珠繰りのあとの行事も詰まっているという大人の勝手な都合で今年も見送らせて頂きました。




夕方5時からは古い卒塔婆や御位牌のお焚き上げ(浄焚会)をいたしました。

淨焚会は毎年、五月山に大文字の送り火がつく8月24日に消防署の許可を得て境内でしています。火をたくのが珍しいのか、道行く人たちにけっこう声をかけられます^^;




淨焚会は18時30分頃終了、19時半からは五月山に送り火が灯り、市中を大松明が練り歩き、池田の今年の夏も過ぎ去ってゆきます。心なしか朝晩少し涼しくなり、夜風も冷たくなった気がします。




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