7月29日は恒例の工程会議が開催されました。いろいろあって3時間にも及ぶ会議となりました。
事の発端は設計の変更を施主に事前通達なしに施工主が行ったためで、何故変更したのか、変更によってよりよい状況になるのか、施主側より施工主にきちんとした説明を求めました。
いちおう、双方合意が形成されましたが、今後は施主に無断で設計変更をしないよう、それは重大な契約違反であることを、強く申し入れを行いました。
設計変更点については桔木関係で、北側の隅木周りは軒の出っ張りも少なく、また柱を新材で補強した為に桔木を入れなくてよくなった点、もう一つは向拝部分の桔木については従来の並行での挿入から、起点をつくって放射状に挿入することになりました。その方が屋根を跳ね上がる力が強くなるそうですが、データ等の提出はなく、筆者も何となくの感覚で納得したような感じで終わりました。
その他、足固めの設置等、当初の計画図から変更になった部分を施工主に改めて提示してもらい、説明を聞きました。
柱の建て起こしの回数についても、施主と施工主間で考えのギャップがあったので、改めて説明をしてもらっています。
工事も佳境に近づいてきたため、山門や納戸の改修内容についての協議も行われました。
7月30日にドローン撮影して頂いた写真。南側以外はルーフィングの敷設が完了しました。設計変更になった桔木の部分も工程会議で合意を得たため作業が開始されました。
そろそろ忙しくなってきたため、次のブログ更新は随分と遅れるかも知れません…。
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