7月27,28日。解体工事も順調に進み、これまで隠れていた箇所で新たな発見がいくつかありました。
本堂北西の旧釈迦三尊安置場所の天井です。天井板を外すと、絵の装飾が現れました。これをどう保存するか…。
本堂西側の位牌檀増築部分を取り除くと、化粧垂木が現れましたが…垂木に土を重ねています。さらに、野地板がない???というか、竹と縄と土で野地板を作っている???
すごく手間のかかる仕様だそうで、お寺では珍しいとのこと。
しかも、西側だけこのような土使用ですが、東側は化粧垂木は木のままで、左右非対称です。何故、このような改修を昔したのか、火事対策なのか???謎だらけです。
位牌檀を取り外した棟札?のようなもの。当時の総代様と住職の名前等が記されています。
脇檀下。小戸屋九兵衛、寺畑村石ハコビ等の文字が読み取れます。小戸屋九兵衛さんは、きっと、木綿屋九兵衛さんのことでしょう…。小戸の西福寺さんとも深い繋がりがあると西福寺の住職さんから聞いています。
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