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執筆者の写真Akihito Hara

本堂改修事業ー49月例工程会議

9月27日(月)は15時から、施主と施工主の月例工程会議がありました。


前回8月末に開催された工程会議議事録の最終確認の後、この一ヶ月の工事の進捗状況と、今後一ヶ月の工事予定表の説明が施工主からありました。


施主側との質疑応答では、次のような事項についての検討がなされました。

・耐圧盤と基礎補強の鉄筋数の違いについての理論的な前回を施工主側に求めましたが、今回もきちんとした回答は得られず、次回への宿題となりました。理論的な根拠は得られていませんが、これらについては今までの慣例作業ですので、工事はそのまま進みます。


・束石に使用する予定のコンクリート製ピンコロを、基礎パッキンにに変更するかどうかの議論がありました。施工主側は湿気予防等の点で基礎パッキンの方がよいのではないかと提案されましたが、基礎パッキンの耐用年数などの規格があやふやなところが多かったので、こちらも次回以降の会議でどちらを使用するか決めます。また、ピンコロの強度についても詳細は不明なので、施工主側に強度を測定してもらい、その報告をしてもらう事になりました。なお、束は檜材を使用することを改めて会議で確認しあいました。


・柱と礎石の間に入れる予定の鉛板ですが、全ての柱に入れるわけではなく、建ち起こしをした際の高さ調整で必要な箇所のみ、鉛板を挿入し、柱と礎石をなじませるということを確認しました。


・本堂北部の痛みの酷い柱について、根継等が必要かとの意見交換がありましたが、耐圧盤を打設すると、不具合のある柱の部分が隠れるような状態になるため、不具合部分を切断し、礎石(補強)を打設することで解決するだろうと、施工主側からの説明がありました。


・本堂北側の柱の痛みについては、大雨で水に浸かることが原因ではないかということで、施主側から施工主側へ、時間のある時(10月下旬ごろか?)に、再度現存の溝で溢れる事がないか、測量して欲しい旨、伝え、合意をえました。


・工程は少し遅れ気味との事ですが、新旧の工程表の比較がしずらいので、次回からはA3一枚の紙で新旧の工程表をわかりやすく表示して欲しいと施主側からお願いをしました。


日本語がおかしい部分もありますが、とりあえず備忘録的に記しました。15時からはじまった会議ですが、終わったら18時目前でした。みなさまお疲れ様でした。



工程会議の様子。施主側の総代様のなかには、現役の大工さん、技術士の資格をお持ちの方等がおり、かなり細かな質疑行われています。

工程会議終了後、現地視察の様子。



志納瓦もそろそろ書いていかねばなりません。600枚を超える勢いですが、先ずはサンプルとして1枚書きました。この後、志納瓦作成マニュアルを作り、数人で手分けして書く予定ですが、申込者のデータベース化に時間がかかっています。

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