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執筆者の写真Akihito Hara

本堂改修事業ー89、念佛講開催ほか

2月23日(水)は、祝日でしたが、加子母から宮大工さん達が戻ってきて、西光寺での作業が再開されることになりました。朝早く、木材が運び込まれ、屋根関係の木材はレッカーで小屋裏へ、大きな足固め材は本堂中へと運び込まれました。

2月23日、24日と早朝資材が運び込まれました。



24日(木)は13時より月例工程会議を開催しました。

前回の議事録の確認からはじまり、過去一ヶ月の作業内容の報告・確認、今後の工程確認等が行われ、その後、現地視察を行いました。


足固めの状況等を現場で確認しました。予想以上に木材を使用することになった為、新たに足固めのための材木が運び込まれてきていました。

竿縁天井は新規作成の予定でしたが、状態がよいことが判り、総代会で諮ったうえで、修理の方向で進めることになりました。


(会議の備忘録)

・前回会議(040127)議事録について、木工事の屋根下地が三カ月遅れていることについて、東側化粧垂木の勾配に基準に、西側化粧垂木を加工・取付を行う。議事録では「垂木」としか記述されていないので「野垂木」も含まれることになるため、「化粧垂木」と変更する。

・土蔵外壁の漆喰塗については、再検討する。風雨対策として、「漆喰」「トタン」「モルタル」「焼杉」等の案があがった。

・3月5日の現場説明会の前に行われる総代会には、中島工務店も参加し、施主側の質問等に適宜応えてもらうことになった。また当日の資料(追加の可能性がある別途工事の一覧と、鬼瓦鰭部分の仕様変更による費用の増減等)も中島工務店が準備する。

・十王堂の内装について、今回会議で中島工務店が提出した内容で、概ね了承された。位牌壇移設については、十王段としてもう一段程高くしてお祀りできるようにした方がよいのではないかとの意見が出た。詳細は後日詰める事になった。

・施工主が作成する全体工程表に関して、耐震補強工事が1/5~5/19迄と計画変更されているが、2月は作業員が加子母へ帰っているので、実際は作業していないのではないかとの指摘が施主よりあった。実際の工程とは違う工程となっている(間違った工程表となっている)ならば、そのことが、工程表を修正し、また、今後はよりわかりやすい工程表の作成をするよう、施主から施工主へと指示した。

・3月の予定工程について、3月第一週は野垂木の解体等を行い、第二週は北面の母屋・棟木・束等の交換を行う。第三週は南面の交換。第四週は予備日との説明が施工主よりあった。雨の日は柱の足固め等の作業を行う。

・母屋・棟木・束等小屋組の修理完了後、本堂東西の張り出し部分の屋根材加工のため、作業員は一旦加子母へと移動し、加子母工場で作業を行う。

・施工主より敷地内の排水路の現状勾配の図面が提出された。一部分について、傾斜が非常に緩い箇所があることがわかった。本堂から境内外への排水路については、現状で大丈夫かとの意見も出、埋設管にしたらどうかとの意見もあった。

・3月5日の現場説明会の打ち合わせも行われた。書院で15分程施工主がスライドを用いて説明し、その後工事現場へと移動し、本堂外で妻飾り、古瓦、棟札等の見学その後本堂内へ入り足固めや基礎継手、仕口ダンパーのサンプル、職人によるカンナ削り実演などを行うことを施工主から提案され、了承された。貴重品以外の荷物は庫裏に置いたままとする。

・2月の作業内容については、写真等が施工主から提出され、施主の疑問・質問に対して丁寧な対応があった。

・中島工務店社寺部ホームページ現場リポートのさらなる更新を施主側より伝えた(2月5日付で基礎工事のリポートが載っているが、基礎工事は昨年終了しているので時期的にもおかしい・・・)。

・竿縁天井は状態がよいので、契約通り新規作成のままにするか、修理再用に変更するかするか総代会で諮ることになった。




話は変わり、2月第4週の西光寺での催しは書道教室、ヨガ教室4回、念佛講と、大忙しの一週間でした。


念佛講終了後、2歳の末っ子が後片付けを手伝ってくれました。今回は8人の参加がありました。参加者も微増傾向でありがたいことです。





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