3月8日(火)、朝からクレーン車が投入され、棟上げが行われました。
…と言っても上棟式のような儀式はありません。契約前の工務店との話し合いでは、起工式のみ(その後は落慶法要)行うことになっていたので、特に気に留めていなかったのですが、中島工務店の社長さんから現場事務所に地元の朴葉寿司といちごが届いていたので、やはり今日は特別な日だったのだと思いました…。お寺からも何かしないといけないのかなと、少し思い悩みましたが、事前に何も聴いておらず全く何も準備できてなく、棟上げを見守るしかありませんでした。
実家の本堂再建時の上棟式は、棟を据えた後で、棟札を据え付ける時に上棟式を行いました。大林組が施工主だったのですが、お偉い方が来られて、「エイ、エイ、エイ」という掛け声とともに、棟札が屋根へと運ばれていった記憶が残っています。
西光寺の今回の工事では、棟札はまだ書いていないので、棟札を上げるのはかなり先になると思います。
檀家様の地鎮式や上棟式、落成式等にも仏式でということでお伺いしたこともありますが、地鎮式のみで後は何もなかったりということもあったので、ケースバーケースなのでしょうか…。
うだうだと書きましたが、とりあえず、本日の棟上げの様子の写真をアップいたします。
朝8時半頃。屋根てっぺんの束が露わになっています。新調された白色の母屋、小屋束が目立ちます。
朝10時半過ぎ。大工さんがスタンバイしていますが、この時点で今日が棟上げの日であると、きちんと把握できていませんでした。
11時半頃。戻ってきたら棟木が着々と据え付けられていました…。
しばらく2歳の末っ子と境内から見守らせていただきました。「コン、コン、コン」と木槌?の心地よい音が響き渡ります。プロの仕事ですね。改めて感じました。今日は先勝だったので、午前中に棟上げを終わらせたようでした。
午後4時頃。虹梁等、切妻部分も全て解体されています。日暮れ前には屋根は全てホロシートで覆われ、今日の仕事は終了となりました。
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