昨日6月7日(火)は13時から5回目の本堂修理現場見学会を開催しました。庫裏内で西光寺の由来や仮安置している一部の仏像の紹介等の後、現場へと向かいました。
耐震補強の説明や現存する3枚の棟札から各柱が建てられた年代の推測、天上絵の説明等を行い、足場を登って軒廻り(工事中の向拝部分)の見学を行いました。
工事の進捗を少し紹介。向拝柱の根の部分。埋木等で処理する予定でしたが、結局根の部分を切り、根継をすることになったようです。今は仮に欅を挟んでいますが、最終的には樫木をきちんと入れ、銅板を巻きます。
切り取られた向拝柱の根の部分。
こちらは反対側の向拝柱。こちらは仮の樫木を挟んでいますが、鉛板は挟まれていないようです。
足場を登ると向拝の修理が行われていました。新しい材木はホロシートをかぶせるのに必要となる仮木です。
日付が変わり6月8日は東側の屋根の解体がはじまりました。
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