解体も終わり、木工事の段階に入っています。
妻飾等、細かな彫刻が必要な部分は中島工務店の本社工場で加工し、現地に運んで調整しますが、それ以外の木材は現地で加工して取付を行います。写真は小屋裏の材料だと思いますが、詳しくは聞いていないのでまた尋ねてみます。
その他、12月16日は工務店との打合せがあり、次のようなことを決めました(備忘録)。
・総価定額方式での契約であることの再確認。以前の工程会議で、別途費用がかかるが、鬼瓦を新調した方が良いのではないかとの提案が施工主側からあった。これについては内訳書では鬼瓦は再用修復と記載されている。新調となると別途契約になるが、。ただ、修復では不十分との事であれば、見積もりが不十分だったという事になる。この点については施工主のミスという考え方ができるのでそこを考慮して欲しい。…となると、別途契約で追加費用を請求されても鵜呑みにはできない。…とはいえ、資金不足に陥り手抜き工事をされるのは一番困るので、工事費用はグロスでみて、増減があるなかで調整してどうしても足りない部分についてはお互いの協議で決めるという流れで話がおちついた。
・山門横の駐車場塀撤去(別途工事)について、12月20日に電柱がなくなるので、それ以後、工務店の都合で塀を撤去してもらう。工事前にどこまで塀を取り除くか施主が再度確認する。
・八幡社・地蔵堂・土蔵・納戸については予算を組んでいるが、工事内容の詰め作業を行った。
・八幡社については基壇と本体のズレを修正し、瓦が崩落する危険があり劣化が激しいので据え直し等を行う。
・地蔵堂は瓦は古いが崩落の危険性が少ないので屋根はそのままで、正面の彩色部分の修繕(新調)と、収納板の新調を行う。
・納戸については別途工事で新たに土間に鉄筋コンクリートを打設し、湿気防止を行う。また、旧便所を収納庫に改造する予定だったが、見栄え等の理由から完全撤去することになった。十王像を安置する壇の設置場所、範囲などについての確認を行った。
・土蔵は概ね内訳書に書いてある通りの修繕とする。
一部修繕を行う地蔵堂。正面上の彩色された板は新調することになりました。
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