先週土曜日に境内の樹木伐採がはじまり、翌週の月曜日にはすっかり根元から木々が切り取られました。蟻害のあった木の幹の中心部分は空洞になっており、ここから白蟻が上の方へ登っていったのかなと推測されます。植木屋さんには切株に薬剤を注入してもらってはいますが、4月5月のヤマトシロアリの繁殖期には市販の薬剤等を再度散布し、今後も注意を払わねばなりません…。
庫裏を新築した時から白蟻予防のベイト工法を業者にしてもらっていたのですが、効果があったのか、なかったのか…。何にせよ本堂の正面階段にも被害が既に及んでいるので、今後はもっと蟻害に注意しながら建物を守ってゆく必要があります。。。。古いものを残してゆくというのは、いろいろともの入りで、かなり大変な事だと住職になって改めて感じました。
大きな樹木がなくなって本堂まわりが寂しくなった半面、スッキリ感もありますが…良くも悪くも全貌が露わになりました。崩れ落ちた降り棟の跡の波打つ平瓦が痛々しいです。
お隣の吉田酒造さんの梅もそろそろ見ごろです。4~5部咲きといったところでしょうか。こちらの梅も長寿で、毎年お手入れを入念にされています。…そういうことを思うと、西光寺の桜はとても残念です。
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