4月28日は終日、池田市教育委員会による標題の調査が行われました。担当者さんの話によると、一カ所でこれだけ時間をかけて調査するのは初めてだそうです。
今回は釈迦三尊座像の脇侍、文殊普賢菩薩の採寸からはじまり、一光三尊の阿弥陀三尊像等のやや小さめの仏像の調査がありました。文殊菩薩立像からは天保年間の墨書がみつかりました。対になる普賢菩薩立像もあるのですが、お釈迦様のお像だけ見あたらないのです・・・。元々なかったのか、消失してしまったのか、私がこちらに来た時からこのような状態なので、謎のままです。今後の先生の調査で何か知見が得られればよいのですが…。
次回5回目の調査は4月30日です。本堂内の残りの脇佛の調査と、いよいよ平安期作との鑑定されている止々呂美観世音菩薩の調査が行われる予定です。
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