5月19日(水)終日、池田市教育委員会による第8回目の仏像等の調査がありました。旧十王堂に祀られていた仏像が中心でしたが、浄土五祖の曇鸞大師が発見されたり、その曇鸞大師の寄進者が釈迦三尊の寄進者と同じ方だったりと、いろいろな知見がありました。
今回の調査では、どうも江戸時代に多田院(現在の多田神社)から多くの仏像が西光寺へ移された可能性が高いことがわかりました。以前調査したお釈迦様も多田院の釈迦堂の御本尊だった可能性があるそうです…。
その他、神棚にお祀りしている神様の調査では、古い棟札が発見され、「西光寺第八遺弟之鳳林山第十八主」と書かれていますが、鳳林山がどこのお寺のことか判りません。閻魔堂の事を指しているのかと勝手に推測しましたが、今後の調査結果を楽しみに待ちたいです。
その他、掛け軸類は本堂改修中は教育委員会さんに預かってもらい、じっくり調査をしてもらうことになり、130本強の掛け軸が西光寺から運び出されました。
仏像に関しては地蔵堂と愛宕社の調査が未調査ですので、日を改めて行われることになっています。
連日時間を割いて調査をして下さり有難うございます。この日は10人程調査に来てくださりました。
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