top of page
執筆者の写真Akihito Hara

8/7 七日盆、寺畑墓前廻向

昔から7日盆と言って、8月7日にお墓参りをして、ご先祖様をお墓へ迎えに往き、自宅までお迎えするという風習があります。西光寺の墓地も、8月7日は20年前はお墓参りの参拝者が多かったですが、近年は暑さのせいか、ずいぶんと減ってしまい、代わりに8月13日~16日にお参りに来られる方々が多くなっています。西光寺の歴代上人の墓碑も、前もって樒を入れましたが、この暑さで8日の朝には茶色に枯れてしまっています。


とは言え、暦の上では8月7日は立秋で、(前日の大雨のせいもあってか)朝は少し涼しくなり、コオロギやツクツクボウシの鳴き声が聞こえるようになりました。


前置きが長くなりましたが、8月7日は毎年7時半から、寺畑地区の墓地での墓前廻向をさせて頂いています。この日は寺畑地区の皆さんが朝早くから墓地の清掃をし、小職を迎え入れてくださいました。寺畑地区の村寺であった栄根寺の歴代住職の回向、戦死者の回向を中心に、40~50分程、墓前廻向をお勤めさせて頂きました。

寺畑地区の墓地。奥の建物は小高い丘の上にお墓があります。昔はここで火葬をしていたそうです。

隣接する学校との間には木が沢山生えていましたが、学校への落ち葉等の理由で伐採されていました。お陰で今年は蚊にかまれることはありませんでしたが、朝日が眩しかったです。自然との共生は難しいですね。今まで木に隠れて墓前廻向が外部から注目されていなかったように思うのですが、今年は学校側からも丸見えで、登校する小学生の皆さんも読経に注目。手を合わせた後、建物内へ入ってゆく学生さんもいました。ちいさな子供さんにも手をあわすという善根功徳が積まれて、よかったと思いつつ、墓地を後にしました。



閲覧数:57回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentarios


bottom of page